リアルタイムPCR法によるノロウイルス定量キット
ノロウイルス定量キット G1/G2
TOYOBO
価格表
用途
●ノロウイルス遺伝子の定量
説明
本製品は、ノロウイルスGI、GII遺伝子をRT-PCR法で検出するキットです。
付属の定量用コントロールDNAを使用することで、ノロウイルスGI.GII遺伝子の定量が可能です。
特長
●操作が簡便!1-step リアルタイムRT-PCR 法で定量!
反応液に精製RNA を添加するだけでリアルタイムRT-PCR 法による定量が可能です。
逆転写反応からリアルタイムPCR まで1-step で行うため、反応途中で試薬を添加する必要がありません。
●1 tube でGI/GII 遺伝子の定量が可能!
ノロウイルスGI およびGII、インターナルコントロール(IC) を混合したマルチプレックス リアルタイムPCR 反応のため、遺伝子型のタイピングと定量が同時に可能です。
●迅速!RNA を反応液に添加後、1 時間8 分で定量が可能!
反応組成の最適化により、リアルタイムRT-PCR の高速化を実現しました。
抽出RNA を反応液に添加後、1 時間8 分(Bio-Rad CFX96 Deep Well の場合) で定量が完了します。
●定量用コントロールDNAを含有
本製品では、GI およびGII コントロールDNA として、ノロウイルスGI およびGII の配列を有するDNA 断片を使用しています。
●通知法記載のプライマー・プローブを使用
厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課より通知された「ノロウイルスの検出法について」(平成15 年11 月5日付け食安監発1105001 号別添) (最終改正: 平成25 年10 月22 日付け食安監発1022 第1 号) と同じ塩基配列のGI 検出用およびGII 検出用プライマーならびにプローブを使用しております。
●安心 : UNG処理で、キャリーオーバーのリスクを低減
偽陽性の発生原因として、キャリーオーバー汚染があります。本製品は、混入したPCR 増幅産物を分解することが可能なUracil-DNA Glycosylase(UNG) を含むため、混入したPCR 増幅産物を分解し偽陽性のリスクを低減できます。
実施例
コントロールDNAの増幅
製品添付のコントロールDNA を用い、検量線を作成しました。
(参考)ノロウイルスの流行株の判定や感染源の特定における弊社キットの活用例 - * - * -
(配列解析用サンプル調製)イノシンを含むプライマーを用いた1-step RT-PCRによるノロウイルス遺伝子の増幅
- 製品内容
反応液 550μL×3本 酵素液 270μL×1本 プライマー液 130μL×1本 プローブ液 130μL×1本 G1コントロールDNA 27μL×1本 G2コントロールDNA 27μL×1本 コントロール希釈液
1,500μL×1本
- 基本反応条件
反応液組成 反応液 10μL 酵素液 5μL プライマー液 2.5μL プローブ液 2.5μL RNA抽出液 5μL Total 25μL
サイクル条件 Bio-Rad CFX96 TouchTM Deep Well 逆転写反応 50℃ 5min. プレ変性 95℃ 30sec. 変性
会合・伸長95℃
54℃5sec.
30sec.40cycles (検出)
※上記以外のリアルタイムPCR装置でもご使用になれます。
装置により、最適なサイクル条件が異なりますので、詳しくは東洋紡テクニカルラインまでお問い合わせください。
- ※ 法規制について
- 毒: 毒物及び劇物取締法[医薬用外毒物]
- 国: 国民保護法[毒素]
- 劇: 毒物及び劇物取締法[医薬用外劇物]
- 組: カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による
- 危: 消防法[危険物]
- 生物の多様性の確保に関する法律)
- P: PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)[届け出義務物質]
- 申: ご購入時に申込書の提出が必要な製品
- 労: 労働安全衛生法[通知または表示義務物質]
- なし: 上記法令や申込書の提出に該当しない製品