Standard Mode用 高性能リアルタイム PCR Master Mix
Realtime PCR Master Mix シリーズ
TOYOBO
価格表
Realtime PCR Master Mix
Code No. | 包装 | 価格(税別) | 保存温度 | 説明書 仕様書 |
SDS | 法規制※ | QPK-101 | 1mL×5本 (500回用/20μL反応) |
¥40,000 | -20℃ | M | S | なし | QPK-101X5 | (1mL×5本)×5 (500回用/20μL反応)×5 |
¥184,000 | -20℃ | M | S | なし |
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SYBR™ Green Realtime PCR Master Mix
Code No. | 包装 | 価格(税別) | 保存温度 | 説明書 仕様書 |
SDS | 法規制※ | QPK-201 | 1mL×5本 (500回用/20μL反応) |
¥40,000 | -20℃ | M | S | なし | QPK-201X5 | (1mL×5本)×5 (500回用/20μL反応)×5 |
¥184,000 | -20℃ | M | S | なし |
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SYBR™ Green Realtime PCR Master Mix -Plus-
用途
●リアルタイムPCR
説明
Taq DNA polymerase をベースとして開発された、汎用性の高いリアルタイムPCR用の2×マスターミックスで、再現性に優れた良好な結果を得ることができます。
また、パッシブリファレンスが必要な機器やガラスキャピラリーを使用する機器など、さまざまなタイプのリアルタイムPCR装置に対応しています。
それぞれの試薬は、以下のように対応します。
*逆転写酵素「ReverTra Ace® 」[Code No. TRT-101]とRNase inhibitor [Code No. SIN-201] の組み合わせにより、1-step PCRを行うことができます。
**TaqMan® probeアッセイやHybridization probeアッセイなどに使用できます。
特長
●高い特異性
非特異反応を抑えるために、抗Taq抗体によるホットスタート法を採用しています。
●さまざまな用途に応用可能
プローブアッセイやSYBR™ Green I アッセイなどに対応します。
●タイプの異なる機器に対応
パッシブリファレンス色素を含有しており、補正が必要な測定機器(Applied Biosystems® StepOnePlusTM など)に対応します。ガラスキャピラリーを用いるタイプの測定機器(Roche Diagnostics社のLightCycler®など)にも対応します。
●リライアビリティーアップ [SYBR™ Green Realtime PCR Master Mix -Plus-(QPK-212)]
バッファー組成を最適化することにより、SYBR™ Greenアッセイ時に問題となるプライマーダイマーなどの発生を抑え、特異性と再現性を向上させています。
●高純度なTaq DNA polymeraseを使用
PCRの基本性能の改善を図っております。
実施例
1. SYBR™ Greenアッセイ系での他社品との反応性比較 [QPK-201]
SYBR™ Greenアッセイ系の他社試薬と反応性の比較を行いました。 ヒトゲノムDNAを10倍ずつ段階希釈(30ngから3pgまでの5水準)したものをサンプルとして、β-actin遺伝子配列をターゲットとするPCRを実施しました。その結果、本製品を用いた場合増幅効率・立ち上がりの点で優れていることが分かりました。また、プライマーダイマーの生成も顕著ではありませんでした。
2. インターカレーターアッセイの検討 [QPK-201]
逆転写キットReverTra Ace -α-® [Code No. FSK-101]を使用し、HeLa細胞由来Total RNA(100ng)を鋳型としてrandom primerにて1st strand cDNA合成を行った後、10倍希釈をスタートとして5倍ずつ段階希釈し、β-actin遺伝子の検出しました。その結果、いずれの濃度でも良好な増幅曲線を得ることが出来ました。
増幅していない曲線Dはブランク(蒸留水)です。
3. 他社品との性能比較 [QPK-212]
げっ歯類由来ゲノムDNA (10n倍希釈系列、10ng、1ng、0.1ng、0.01ng(n=2))を鋳型とし、インターカレーターアッセイによるターゲット遺伝子(約80bp)の検出を行いました。その結果、A社試薬では、非特異的増幅、及びプライマーダイマーの生成が認められましたが、SYBR™ Green Realtime PCR Master Mix -Plus-では、良好な増幅が確認できました。また、Ct値の間隔も、等間隔であり、ダイナミックレンジ(測定可能範囲)も広い傾向が認められました。
4. TaqMan® アッセイの検討 [QPK-101]
弊社逆転写キットReverTra Ace -α-® [Code No. FSK-101]を使用し、HeLa細胞由来Total RNA(100ng)を鋳型としてrandom primerにて1st strand cDNA合成を行った後、10倍希釈をスタートとして5倍ずつ段階希釈し、アプライドバイオシステムズ社Pre-Developed TaqMan® Assay Reagents β-actinを用いて TaqMan® アッセイを行いました。その結果、いずれの濃度でも良好な増幅曲線を得ることが出来ました。増幅していない曲線はブランク(蒸留水)です。
- 製品内容
【QPK-101,QPK-201】
Master Mix 1mL×5本
(50μL反応で200回用、20μL反応で500回用となります)
【QPK-212】
Master Mix 1mL×5本
Plus solution 1mL×1本
(50μL反応で200回用、20μL反応で500回用となります)
- 基本反応条件
〈プローブアッセイ〉
滅菌水 14μL
Master Mix 25μL
各Primer (10μM) 各2μL
TaqManプローブ(5μM) 2μL
DNAサンプル 5μL
Total Volume 50μL
〈SYBR™ Green I アッセイ〉
滅菌水 XμL
Master Mix 25μL
(Plus solution 5μL)
各Primer 10pmoles each~
DNAサンプル YμL
Total Volume 50μL
Cycle
95℃, 60sec.
↓
95℃, 15sec.
55~65℃, 15sec. 40cycles
72℃, 45sec.
※アニーリング温度は、プライマーのTmなどを考えて、55~65℃の間で調整します。
※伸長反応は増幅サイズが200bp前後までであれば、45sec.で問題ありません。
- ワンポイントアドバイス
FAQはこちら →
トラブルシューティングは
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English Page
- ※ 法規制について
- 毒: 毒物及び劇物取締法[医薬用外毒物]
- 国: 国民保護法[毒素]
- 劇: 毒物及び劇物取締法[医薬用外劇物]
- 組: カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による
- 危: 消防法[危険物]
- 生物の多様性の確保に関する法律)
- P: PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)[届け出義務物質]
- 申: ご購入時に申込書の提出が必要な製品
- 労: 労働安全衛生法[通知または表示義務物質]
- なし: 上記法令や申込書の提出に該当しない製品