製品別FAQ
【THUNDERBIRD Next SYBR qPCR Mix】
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Q 従来品のTHUNDERBIRD qPCR Mix とは何が違うのですか?
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A
以下のような違いがございます。
1. 組成を改良し、PCR効率を上げ、非特異反応(プライマーダイマー等の発生)を抑えることで、幅広い定量可能域(ダイナミックレンジ)を得ることが可能になっています。
2. 伸長時間10秒の高速サイクルにも対応しています。
3. プライマー・テンプレート混合後のPCR反応液の安定性が高いため、サンプル数が多く調製に時間がかかるような場合でも安定した結果が得られます。
4. dUTPを含むため、別売りのUracil-DNA Glycosylase(UNG),Heat-labile[Code No. UNG-101]を添加することで、キャリーオーバーコンタミネーションによる偽陽性を防止することができます。
5. 補正用色素含有のため、ROX添加が不要です。
6. 青色の色素で着色されており、ピペッティングの際に試薬が見やすいため、分注ミスを防ぎます。 -
Q 冷蔵で保存できますか?
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A
4℃で保存することも可能です。3ヶ月程度では品質に問題が生じないことを確認しています。本製品には蛍光色素が含有されている為、保存の際には遮光して下さい。長期間使用しない場合、-20°Cで再度凍結保存してください。
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Q 凍結融解を繰り返しても大丈夫ですか?
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A
10回程度の凍結融解では品質に全く問題が生じないことを確認しています。使用後は再凍結保存していただいても結構です。少量ずつ何度も使用する場合には、4℃で保存することも可能です。3ヶ月程度では品質に問題が生じないことを確認しています。長期間使用しない場合、-20°Cで再度凍結保存してください。
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Q 試薬が着色されていますが、その影響は出ないのでしょうか?
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A
分注ミス低減のため見やすくする目的で青色に着色していますが、qPCR 反応やシグナルには影響しません。
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Q 試薬にパッシブリファレンス色素は入っていますか?
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A
パッシブリファレンス色素は混合済みです。パッシブリファレンス色素を使用する機器類(Applied Biosystems®等)には、そのまま使用することができます(設定はROXにしてください)。パッシブリファレンス色素を利用しない機器でも全く問題なく使用することができます。
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Q Uracil-DNA Glycosylase(UNG)は添付されていますか?
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A
本製品には添付されておりません。別売りのUracil-DNA Glycosylase(UNG),Heat-labile[Code No. UNG-101]を使用してください。THUNDERBIRD Next SYBR™ qPCR/UNG Set [Code No. QPX201/UNG101] も販売しております。
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Q 逆転写反応液はどのくらいまで入れることができますか?
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A
反応液量の10%を上限の目安としてください。ただし、リアルタイムPCRでの使用が考慮されていない一部の逆転写反応用試薬では、添加可能な量が10%より少なくなる場合があります。
当社リアルタイムPCR用cDNA合成キットReverTra Ace® qPCR RT Kit [Code No. FSQ-101]、ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix [Code No. FSQ-201]、ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Remover [Code No. FSQ-301]は、リアルタイムPCRでの反応阻害を低減させる組成を採用しており、反応液量の20%まで添加が可能です。 -
Q 従来品のTHUNDERBIRD qPCR Mix とサイクル条件を変える必要がありますか?
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A
従来品とは設定を変える必要がありますので、説明書の条件に従ってください。特に変性時間が長いと、製品の特性が十分に発揮できなくなるケースがありますので、各機器の特性に応じて、1~5秒(最長5秒まで)に、最適な時間がわからない場合は、5秒に設定してください。
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Q 測定できるターゲット長は従来品同様200 bpまででしょうか?
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A
500bpまで測定可能です。
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Q オプションのUNG反応を行う場合、失活はどのステップで行うのでしょうか。
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A
Uracil-DNA Glycosylase(UNG),Heat-labile[Code No. UNG-101]を使用した場合、PCRの初期変性 95°C 30秒で十分失活します。
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Q どのような機器に使用できますか?
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A
以下の機器に対応しています。
Applied Biosystems® 7000, 7300, 7500, 7500Fast, 7900, StepOne, StepOnePlus, ViiA7, QuantStudio 3, QuantStudio 5, QuantStudio 6,
QuantStudio 12KAgilent Technologies Mx3000P, Mx3005P, AriaMx Bio-Rad CFX96 Touch, CFX96 Touch Deep Well, CFX384, CFX Connect, MiniOpticon Illumina Eco-RealTime PCR System Qiagen RotorGene Roche LC2.0, LC96, LC480 Thermo Fisher PikoReal96 IT-IS Life Science MyGo Mini TaKaRa DiceII, DiceIII 機種別のプロトコールはこちらにございます。
その他の機器につきましては、お問い合わせください。
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Q うまく検出できない場合の原因と対応方法を教えてください。
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A
トラブルシューティングをご覧いただき、解決しない場合はお問い合わせください。
THUNDERBIRD® Next SYBR™ qPCR Mix トラブルシューティング
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