課題解決事例

L大学 分子生物学研究所

リアルタイムPCRによるRNA定量結果の精度が低く、研究所内で問題に!

試薬を添加するだけで除去が可能?コストも想定より30%削減できた逆転写試薬の全容

解決

解決のポイント

  • 東洋紡の逆転写試薬「ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Remover」なら、試薬を添加するだけで、操作も簡単。わずか5分の工程で、DNAの除去(分解)が可能

  • 「ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Remover」を使用することで、現在のRNA精製キットを変更することなく使用可能

  • 他の逆転写試薬から、「ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Remover」に変更することで、コストを30%も抑えられることが判明

  • 合成にかかる時間も、他の逆転写試薬と比べ5分短縮が可能。精度だけでなく効率化にも貢献

試薬を添加後、たった5分でDNAの除去(分解)が可能な逆転写試薬の実力とは

情報を集めていたK氏は、ある検索から東洋紡の「ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Remover」というゲノム除去機能を持つ逆転写試薬のページを見つけます。興味を持ったK氏は、ゲノム除去の程度やコスト面について、すぐに詳しく話を聞くことにしました。

説明によると、ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Removerは、DNA除去機能のある逆転写試薬でした。逆転写の前にこの試薬を添加するだけの、わずか5分の工程でDNAの除去(分解)が可能だと説明されました。
「操作も簡単で、すぐにゲノム除去ができるだけではありません。当初、現在のRNA精製キットから他の精製キットに変更することを考えていましたが、その場合、コストが上がってしまうため、現在のRNA精製キットがそのまま使用できる点は助かりましたね。また、逆転写試薬の現在使用しているものと比べ、30%もコストを抑えることができそうです」(K氏)
また、合成にかかる時間も、他のキットと比べて5分も短縮できるため、多くの合成プロセスをこなすうえで、精度だけでなく効率化も実現できることが分かりました。

早速、K氏はReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Removerのサンプルを提供してもらい、合成プロセスを検証することにします。その結果、説明の通りワンステップでゲノムDNAを除去できました。この結果を所内に報告し、使用について相談したところ、試験的にReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Removerの採用が決定しました。
他の研究員たちにもcDNA合成を実施してもらったところ、研究の精度が上がり、簡単に、早く実験を行えたというフィードバックを得られたのです。

今ではReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Removerの本採用が決定。同じく東洋紡からリリースされているリアルタイムPCRキットと併せて、コストパフォーマンスに優れた、高精度で効率の良い研究を実施しています。

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