課題解決事例
P大学 医療研究センター
このままでは競合する大学に差を付けられてしまう…
安定したデータを得ることができなかったシングルセル解析に、画期的な解決方法が!
解決
解決のポイント
東洋紡がリリースしている解析キット「GenNext® RamDA-seqTM Single Cell Kit」なら、『RamDA-seqTM』を用いたRNA解析に必要なコンポーネントがすべてキット化
論文や実験手順書で指定される試薬があらかじめキット内に調えられており、時間を取られる準備作業から解放
他のシングルセルの解析手法を用いた研究結果よりも、約5,000もの遺伝子を多く検出できたなど、研究経過の質のアップを実感
他の手法のシングルセル解析を行っている方から、これからシングルセル解析を行う方まで、新たな結果を導き出せる解析キットを発見!
困り果てたH氏は引き続き、シングルセル解析の情報収集を行っていました。やがて、「RamDA-seqTM」をすぐにはじめられる解析キットが、東洋紡からリリースされていることを知ります。早速問い合わせて、このキットの詳細な説明をしてもらいました。
「紹介された『GenNext® RamDA-seqTM Single Cell Kit』」というキットは、私たちのような初心者にはピッタリの内容でした。さまざまな試薬や取り扱いマニュアルなど、『RamDA-seqTM』を用いたRNA解析に必要なコンポーネントがすべてキット化されています。理研が発表した、論文や実験手順書で指定される試薬があらかじめキット内に調えられているので、大変な準備から解放され、取り扱いも簡単でした」(H氏)
研究者は、マニュアル通りの手順を踏むことで解析用のサンプル調製をスムーズ、かつ安定して行うことが可能でした。H氏たちは、早速、「GenNext® RamDA-seqTM Single Cell Kit」を使って解析を開始します。このキットなら、1~100細胞または10pg~1ng total RNA からcDNAの調製が可能でした。また、10kb以上のターゲットRNAから、完全長のcDNAの調製も可能となります。そのうえ、poly(A) RNAに加え、non-poly(A) RNAの検出もできるようになったのです。
「GenNext® RamDA-seqTM Single Cell Kit」を活用することで、H氏たちは順調に解析結果や知見を蓄積することができ、研究経過の質のアップを実感できるまでになりました。ある解析では、他のシングルセルの解析手法を用いた研究結果よりも、約5,000遺伝子を多く検出するなど、成果も上々でした。
こういった成果を基にした、近々投稿予定の論文についても、H氏たちはかなりの手ごたえを感じています。