課題解決事例

製薬会社 Q社 医薬開発部

競合ひしめく新薬開発。今のRNA抽出精製スピードでは太刀打ちできない…

2時間の工程が、たった30分で!cDNA合成をスピーディーに進められた理由とは?

解決

解決のポイント

  • 東洋紡の「SuperPrep®Ⅱ」合成キットなら、cDNA合成を約30分で実現

  • キット構成の細胞溶解試薬と逆転写反応試薬は、細胞ライセートからの逆転写反応に最適化されているため、準備が簡便化できミスの発生も抑制

  • 反応停止液の添加や、RNAを不安定化する加熱工程といった作業の手間が不要に

約30分でcDNAの合成ができる強力なキットの発見で、来月のスクリーニングも一安心!

改善に向け、情報収集を進めていたM氏はある論文から東洋紡の「SuperPrep® Ⅱ」という合成キットの存在を知ります。その効果に着目したM氏はすぐに問い合わせてみることにしました。

「東洋紡の担当者の説明では、『SuperPrep® Ⅱ』は約30分でcDNA合成可能になるという話を聞いて、まずは驚きました。またこのキットはすでに最先端のオンコロジー研究所をはじめ、多くの製薬企業、大学の研究センターなどで広く使われていて、高い評価を得ているそうです。これなら安心して使えます」(M氏)

そのほかにも「SuperPrep® Ⅱ」にはさまざまな特長がありました。キット内容は、細胞溶解試薬(Lysis Reagents)と逆転写反応試薬(RT Reagents) から構成。試薬は、この細胞ライセートからの逆転写反応に最適化されているため、準備が簡便化できミスの発生を抑制できます。また、反応停止液の添加や、RNAを不安定化する加熱工程といった手間も不要でした。

M氏はすぐに評価サンプルを提供してもらい、開発部内で検証を行ってみました。すると、説明通り、何度検証しても時間は30分程度でcDNA合成まで完了できたのです。そのうえ、品質的にも高い精度が確認できたことで、費用対効果も十分だという見解に至りました。
M氏を中心に医薬開発部内で検討した結果、「SuperPrep® Ⅱ」の全面採用が決定しました。これで、来月の数千個のスクリーニングについても、不安は一気に払しょく。M氏もホッと胸をなでおろしました。

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