課題解決事例

Z大学 ゲノム解析センター

リアルタイムPCRのミスを減らし研究効率を向上させたい

優れた汎用性を備えた試薬で再現性の高い結果が得られ、研究効率が向上!

解決

解決のポイント

  • 東洋紡の「THUNDERBIRD® Next SYBR® qPCR Mix」により反応液調製が簡便化。ターゲットによるPCR効率のばらつきを最小限に抑える

  • 青色色素を含有しているので、分注済みか否かの判別が可能となり、分注ミスを低減

優れた汎用性であらゆるターゲットに対応し、分注ミスも低減

より良い試薬を求めてネット検索を進める中、東洋紡の「THUNDERBIRD® qPCR Mix シリーズ」というWebページを見つけます。内容を確認し、すぐに問い合わせを行いました。

東洋紡の担当者に現状の課題を相談すると、従来品のTHUNDERBIRD® qPCR Mix の組成を大幅に改良した、最新版の「THUNDERBIRD® Next SYBR® qPCR Mix」を提案されます。

THUNDERBIRD® Next SYBR® qPCR Mixは、リアルタイムPCRのためのユニバーサル仕様のパッシブリファレンス色素を含むプレミックス試薬です。40年以上の知見とノウハウにより作られた、PCRのために最適化された酵素を使用しています。反応液調製が簡便化できるとともに、ターゲットによるPCR効率のばらつきを抑え、500bpまでの定量が可能であり、再現性の高い結果を得ることができます。また、反応特異性が高く、プライマーダイマーが生じにくいため、低コピー域までの幅広い定量が可能です。あらかじめ組成内に青色色素を含有しているので、分注済みか否かの判別が可能となるため、分注ミスを低減することもできます。

Z大学ゲノム解析センターは、すぐに評価サンプルを提供してもらい、研究センター内のメンバーで試してみました。キット内の試薬は、担当者の説明通り優れた汎用性を備え、あらゆるターゲットにも対応可能でした。検討の結果、ゲノム解析センターではTHUNDERBIRD® Next SYBR® qPCR Mixの採用が決まりました。これにより、非特異反応の抑制と分注ミスの低減により研究効率の改善が進んでいます。

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