実施例

KOD FX 実施例11 マウステール溶解液を直接用いたトランスジェニックマウスのジェノタイピング

【目的】
マウステール溶解液を直接用いて、トランスジェニックマウスのジェノタイピングを行い、ホモ/ヘテロの判定を行いました。挿入された遺伝子の周辺の配列は以下のようになります。


【方法】

1.マウステール Lysateの調製(アルカリ溶解法を使用)

マウステールは右図のように簡便法(アルカリ溶解法)を用いて処理し、上清1 μLをPCR反応に
使用しました。

2. PCR 
●KOD FX
<反応液組成、サイクル>









●A社高効率PCR酵素 
<サイクル>推奨条件を使用
(98℃ 10sec.,68℃ 3min.)×30cycles

●B社Long PCR酵素 
<サイクル>推奨条件を使用
94℃ 1min.
(98℃ 10sec.,68℃ 3min.)×30cycles
72℃ 10min.

【結果】

PCR産物を、1%アガロースゲルに5μLをアプライして解析を行いました。その結果、KOD FXを用いた場合のみ、すべてのタイプで解析が可能でした。



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