実施例
THUNDERBIRD Next Probe 実施例5 阻害物質存在下でのマルチプレックスPCR②
3種類の蛍光色素で標識したTaqMan® probe を用いたマルチプレックス検出系にて、赤痢、VTEC 、サルモネラ菌のgDNAの検出を行いました。またPCRの阻害物質として、糞便や全血、唾液を添加した系でも検出を行いました。実験は取扱説明書の反応条件に従って実施し、検出はBio-Rad社CFX96 にて行いました。
その結果、他社試薬ではPCR阻害物質存在下やマルチプレックスで効率的な増幅ができないところ、THUNDERBIRD® Next Probe qPCR MixではPCRの阻害物質が含まれていても各菌のgDNAを10コピーまで検出可能でした。