実施例
Can Get Signal immunostain 実施例10 ST2細胞におけるリソソームマーカーLAMP-1の検出(免疫染色)
【データご提供】
東京大学 医学部附属病院 薬剤部 試験研究室
青木 重樹先生、苅谷 嘉顕先生
【実験方法】 (2)サンプル:Tissue Cultured Cells (3)サンプル調製方法 (4)ブロッキング、内因性ペルオキシダーゼ活性阻止 (5)抗体 <2次抗体> (6)発色方法・検出方法 |
【結果・コメント】
1%BSAを抗体希釈に使用した際に比べ、 Can Get Signal® immunostain Solution Aを希釈に使用した場合は、バックの上昇に伴うS/N比の低下が起こる傾向にあった。一方で、 Can Get Signal® immunostain Solution Bを使用した場合には、バックの低下、シグナルの増大が見られ、S/N比が大幅に改善する傾向にあった。このことから、ST2細胞におけるリソソームマーカータンパク質LAMP-1の染色には、 Solution Bが適していると考えられる。想像以上の改善が見られ、今後、当研究室での通常のプロトコール(1% BSA/PBS)での免疫細胞化学染色の際に問題が発生した際には、使用を検討してもよいと思っている。
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