実施例

SuperPrepII 実施例3 バラツキを考慮したアッセイ精度の評価

HeLa S3細胞を96ウェルプレートに2×104cells/wellずつ播種し、100nM phorbol 12-myristate 13-acetate(PMA)を加えて24時間インキュベートしました。その後、PMA処理した12ウェル、未処理の12ウェルについてPBS(-)で細胞を洗浄し、SuperPrep®II Cell Lysis & RT Kit for qPCRで処理してcDNA合成を行いました。このcDNAを鋳型にTHUNDERBIRD® Probe qPCR Mix [Code No.QPS-101]を用いてIL-6、IL-1β、β-actin遺伝子についてTaqMan®プローブアッセイを行いました(n=12にて実施)。同様にA社同等品を用いてリアルタイムPCR解析を行いました(逆転写反応試薬とリアルタイムPCR試薬もA社キット付属品を使用)。IL-6、IL-1β遺伝子のCt値をβ-actin遺伝子で補正し(ΔCt)、PMA処理の有無の差(ΔΔCt)を算出しました。続いてZ’-factorを算出し、比較を行いました。

この結果、いずれもZ’-factorとしてはアッセイ系の質の目安となる0.5をクリアしましたが、SuperPrep®II Cell Lysis & RT Kit for qPCR、THUNDERBIRD® Probe qPCR Mix [Code No.QPS-101]を用いた実験において、A社の試薬と比較して高いZ’-factorを示し、アッセイ系としてよりバラツキが少なく良好であることが分かりました。



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