Emerald Luc レポーターアッセイシステム用1液アッセイ試薬
Emerald Luc Luciferase Assay Reagent Neo
TOYOBO
価格表
Assay Reagent
| 品名 | Code No. | 包装 | 価格(税別) | 保存温度 | 説明書 仕様書 |
SDS | 法規制※ |
Emerald Luc Luciferase Assay Reagent Neo
|
ELA-301 | 10mL×1本 | ￥17,000 | -80℃ | Ｍ | ― | なし |
|---|
Lysis Solution
用途
●レポーターアッセイ
説明
レポーターアッセイは、ある遺伝子の転写制御配列(プロモーターなど)をレポーター遺伝子と連結し、細胞内で発現したレポーター酵素の活性を指標に遺伝子発現を評価する手法です。
Emerald Lucシステムは、産業技術総合研究所・近江谷先生らのグループで開発された、ブラジル産ヒカリコメツキムシ由来のルシフェラーゼを用いるレポーターアッセイシステムです。ホタルルシフェラーゼを用いるシステムに比べ、安定した高いシグナルを得ることができます。化合物探索におけるハイスループットスクリーニングに有用です。
Emerald Luc Luciferase Assay Reagent Neo は、Emerald Luc システムのアッセイに最適化された測定試薬です。
特長
●高い発光強度
-
従来品の約1.4倍の高い発光シグナルが得られます。微弱なシグナルを示すサンプルの検出にお薦めします。使用方法は従来品と同じです。
●長い発光持続性
-
発光試薬添加後、1時間経過しても8割以上の発光が認められます。
参考文献
1)中島芳浩ら、バイオテクノロジージャーナル, 3-4, 230-232 (2006)
2)「動物実験代替のためのバイオマテリアル・デバイス」(シーエムシー出版)、235-243
3)V.R. Vivian et al., Photochem. Photobiol., 70: 254-260(1999)
4)V.R. Viviani et al., Photochem. Photobiol., 76: 538-544(2002)
5)V.R. Viviani, Cell Mol Life Sci.59: 1833-1850 (2002)
<製品使用文献>
S. Wakuri et al. Anal. Biochem. : 522, 18-29 (2017)
K. Morikawa et al. Biochem. Biophys. Rep. : 18, 1006-45 (2019)
S. Fukuda et al. Biochem. Biophys. Res. Commun. 508, 928-933 (2019)
- 製品内容
【ELA-301】
Assay Reagent* 10mL
【ELA-201】
Lysis Solution 100mL
*96ウェルプレートの場合、Assay Reagent 10mLは100反応(約1枚分)に相当します。
- 注意事項
Emerald Luc ベクターは本製品に含まれません。
- 基本反応条件
Luciferase Assay Reagent、Emerald Luc Lysis Solutionは使用前に室温に戻しておきます
Emerald Luc遺伝子を導入した細胞を培養
↓
細胞をインキュベーターから取り出し、室温に戻しておきます
↓
直接測定を行う場合はⒶへ
細胞溶解後、測定する場合はⒷへ
Ⓐ
それぞれのウェルに細胞培養液と等量のAssay Reagentを添加
培養液 Assay
Reagent96ウェル
プレート100μL 100μL 384ウェル
プレート30μL 30μL
10分間室温でインキュベートして細胞を完全に溶解
(振とう機で軽く振とうすることをお勧めします)
↓
ルミノメーターで測定
Ⓑ
細胞の培養容器から培地を除去
↓
PBS でリンス
↓
細胞が浸るのに十分な量のEmerald Luc Lysis Solution を添加
90mm ディッシュ : 3mL
60mm ディッシュ : 1mL
35mm ディッシュ : 500μL
6 ウェルプレート : 500μL
12 ウェルプレート : 200μL
24 ウェルプレート : 100μL
細胞容器を軽く振とうしながら、室温で 5分間放置
↓
ライセートを適当量測定容器に移し、Emerald Luc Luciferase Assay Reagent を等量加え、ルミノメーターで発光を測定
- ※ 法規制について
- 毒： 毒物及び劇物取締法[医薬用外毒物]
- 国： 国民保護法[毒素]
- 劇： 毒物及び劇物取締法[医薬用外劇物]
- 組： カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による
- 危： 消防法[危険物]
- 生物の多様性の確保に関する法律）
- Ｐ： PRTR法（化学物質排出把握管理促進法）[届け出義務物質]
- 申： ご購入時に申込書の提出が必要な製品
- 労： 労働安全衛生法[通知または表示義務物質]
- なし： 上記法令や申込書の提出に該当しない製品
