課題解決事例

V大学 分子生物学研究センター

ウェスタンブロット法を用いた、タンパク質の発現解析でシグナル強度や特異性が…

オリジナル試薬の活用で、現在の抗体でも数倍以上の強いシグナルを得られた!

解決

解決のポイント

  • Can Get Signal®は、1次、2次抗体の反応液(希釈液)として用いるだけで、ウェスタンブロット解析などの感度、特異性を改善する機能を有するバッファーとなることが判明

  • サンプル評価したところ、今までの抗体でもバックグラウンドを低く抑えた強いシグナルを、数倍~数十倍も得ることに成功

  • 手戻りが減るうえに、現在使用している抗体がそのまま使えることで、新たな抗体探しや購入も不要に

特異性・感度が低い抗体の改善を図る新組成の抗体希釈液のパフォーマンスとは

M氏たちは引き続き、「ウェスタンブロット」や「特異性向上」などのワードを使って、webで情報収集を進めていました。すると、東洋紡の「Can Get Signal® Immunoreaction Enhancer Solution」という製品を見つけます。すでに多くの研究機関での実績がある点と製品スペックを見たM氏たちは、「現状の課題を解決することに使えるのでは」と興味を持ち、詳しく話を聞くことにしました。
後日、東洋紡の担当者はCan Get Signal®の資料を持ってV大学を訪問。特長や使用方法などをM氏たち研究員に詳しく説明しました。 「Can Get Signal®は東洋紡の独自開発による優れた試薬でした。1次、2次抗体の反応液(希釈液)として用いるだけで、ウェスタンブロット解析などの感度、特異性を改善する機能を有するバッファーとなることが分かりました。あのとき問い合わせて、本当に良かったと思っています」(M氏)

M氏たちは早速、提供してもらったサンプルを使って検証を行いました。すると、驚くべき成果が得られたのです。具体的には、抗原抗体反応を高い特異性を保ちつつ、促進する効果があり、バックグラウンドを低く抑えた強いシグナルを、実に今までの数倍~数十倍も得ることに成功しました。何度か繰り返してみましたが、どれも上々の結果です。
初期段階からCan Get Signal®を使えば手戻りが減り、何度も実験をやり直す必要がなくなると期待されました。そのうえ、現在使用している抗体がそのまま使えることで、新たな抗体探しや購入も不要となったのです。

検討の結果、V大学分子生物学研究センターは、Can Get Signal®を全面採用することが決定。現在は、高効率で高精度な実験を、毎日実施しています。

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