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微生物による持続可能社会構築に資する幾つかの実施例の紹介
(演者:神戸大学 工学研究科 応用化学専攻 バイオ生産工学研究室 教授 荻野 千秋 先生)
2022年10月26日(水) 14:00〜15:00
詳細
バイオマス(植物)は空気中のCO2を吸収し、生育します。したがって、石油資源から、植物バイオマス資源に原料を転換した、化学品やバイオ燃料の生産・活用は地球温暖化を抑制し、持続可能な社会構築に貢献する有効な技術開発であります。本セミナーでは、植物バイオマスからのバイオ変換技術を用いたバイオ燃料やバイオポリマー生産に関する幾つかの実施例についてご紹介したいと思います。
バイオ燃料として、エタノールや脂肪酸メチルエステルが広く認識されています。エタノールは、ガソリンへの代替が世界で進んでいます。脂肪酸メチルエステルは、軽油代替燃料として利用が可能であり、バイオディーゼルと称されております。セミナーでは、これらバイオ燃料へのバイオ変換技術の実例についてご紹介したいと思います。また、どのような植物バイオマス資源がその候補として考えられているのかについても、ご紹介したいと思います。
バイオ由来ポリマーとして、ポリ乳酸(PLA)、ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)、さらにはセルロースナノファイバーなどが注目を集め、その生分解性からプラスチックによる海洋汚染への新しい代替材料として考えられています。セミナーでは、これらバイオ由来ポリマーの生産方法についてご紹介し、さらにはどのような植物バイオマスがその候補になり得るのかについても、最近の実例を交えてご紹介したいと思います。
こんな人におすすめ
バイオ燃料の活用を考えられている方
バイオ由来ポリマーの活用を考えられている方
バイオものづくりに興味のある方
概要
Webinar名 |
微生物による持続可能社会構築に資する幾つかの実施例の紹介 |
|---|---|
開催日時 |
2022年10月26日(水) 14:00〜15:00 |
使用するWebツール |
Zoom |
費用 |
無料 |
環境 |
PC・スマートフォン |
カリキュラム |
14:00 ～ 14:03 ご挨拶 14:03 ～ 14:53 微生物による持続可能社会構築に資する幾つかの実施例の紹介 |
定員 |
500名まで |
予約期間 |
2022年10月3日(月)～ 2022年10月25日(火) |
キャンセル期間 |
2022年10月3日(月)～ 2022年10月24日(月) |
注意事項 |
録画、録音はご遠慮願います。 |
お問い合わせ先 |
東洋紡(株) バイオプロダクト営業部 |
講師紹介
荻野 千秋 先生
神戸大学 工学研究科 応用化学専攻 バイオ生産工学研究室 教授
1993年 3月 福井工業高等専門学校 工業化学科 卒業
1995年 3月 神戸大学 工学部 化学工学科 卒業
1997年 3月 神戸大学 大学院自然科学研究科 応用化学専攻 博士前期課程 修了
1999年 7月 神戸大学 大学院自然科学研究科 分子集合科学専攻 博士後期課程
(1999年 1月～1999年7月 日本学術振興会特別研究員)
1999年 8月 金沢大学 工学部 物質化学工学科 助手
2002年 1月 金沢大学 大学院自然科学研究科 地球環境科学専攻 助手(配置換)
2002年 3月 博士(工学)(神戸大学)
2004年 4月 金沢大学 大学院自然科学研究科 物質科学専攻 助手(配置換)
2007年 8月 神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 准教授
2016年10月 神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 教授
2018年 7月 神戸大学 先端バイオ工学研究センター 兼任
2018年11月 神戸大学 先端バイオ工学研究センター 化学・プロセス研究部門・部門長
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