製品別FAQ
【GenNext NGS Library Prep Kit -KODEasy-】
-
Q KOD Blunting Solution (KB Solution)に白色沈殿が見られるのですが、使用可能でしょうか?
-
A
この沈殿は安定化剤として使用しているアルブミンが沈殿を形成したものです。 性能には問題ございませんので加温して溶かしたりせず、よく溶液を混和しそのまま使用してください。
-
Q TruSeqアダプターの濃度が分からないのですが、どのように使用すればよいでしょうか?
-
A
購入されたTruseqのアダプター原液の濃度は15μMと想定し、取扱説明書p8に記載の表に従い、インプット量に応じてアダプターストックを作製してください。
https://lifescience.toyobo.co.jp/user_data/pdf/products/manual/LPK-201_T_L.pdf -
Q アダプターストックの希釈およびDNAの溶出を水で代用することは可能でしょうか?
-
A
水での代用はできません。10mM Tris-HCl(pH8.0‐8.5)で行ってください。
-
Q アダプターライゲーションに関して重要な点を教えてください。
-
A
(1) 試薬使用前には転倒混和などで均一化してから添加してください。
(2) 試薬溶液、および反応溶液は氷上(またはアイスブロックやペルチェ素子上) などで十分冷却した上で 添加混合してください。温度が高いまま混合すると、非特異的な産物が生じやすくなります。
(3) アダプター溶液の添加後、しっかり混合してから、次のLigation Solution添加に進んでください。 アダプター及び標的DNAの濃度が局所的に高い領域が存在していると(混合が不十分だと)、 意図しないライゲーション反応が進みアダプターダイマーやキメラ核酸が生じやすくなります。
(4) 激しいvortexはしないでください。酵素活性の低下につながる場合があります。 -
Q 磁性ビーズを用いた精製時の洗い液として使用する80%エタノールは保管可能でしょうか?
-
A
長期保管するとエタノール濃度が低下し、ライブラリー収量が低下しますので、用時調製してご使用ください。
-
Q 磁性ビーズに DNA を吸着、エタノールで洗浄した後の磁性ビーズの乾燥はどのくらいの時間で行えばよいでしょうか?
-
A
乾燥させすぎると DNA が溶出しない場合がありますので、室温での乾燥時間を5 分以内で行ってください。
-
Q ライブラリー調製の作業を途中で止めることはできますか?
-
A
ライゲーション後の精製の後やライブラリー増幅後の精製の後であれば -20℃で保存できます。
-
Q ライブラリー調製がうまくいかない場合の原因と対応方法を教えてください。
-
A
トラブルシューティングをご覧いただき、解決しない場合はお問い合わせください。
GenNext NGS Library Prep Kit -KODEasy-トラブルシューティングお問い合わせフォームはこちら







