AMV Reverse Transcriptase XL

TOYOBO

価格表

Code No. 包装 価格(税別) 保存温度 説明書
仕様書
SDS 法規制
LSLME704 500U×1本 ¥35,000 -80℃ なし

用途

●cDNA合成

説明

AMV Reverse Transcriptaseは、Avian Myeloblastosis Virus由来の逆転写酵素で、RTase活性の他にRNaseH活性を有します。RNA及びDNAを鋳型に、RNA及びDNAをプライマーにしてDNAを合成することができ、M-MLV RTaseよりも熱安定性が高い傾向にあります。
約10kbのmRNAを鋳型とした場合、鋳型利用率は約60%であり、逆転写されたcDNAのうち約25%以上が完全長であることが確かめられています。

特長

●高い熱安定性

本酵素は、野生型M-MLV RTaseよりも熱安定性が高い傾向にあります。

原理

参考文献

1)G. M. Hellman, et al., Virology,128: 210-220(1983)
2)G. E. Houts, et al., J. Virol., 29:517-522(1979)
3)M. S. McDobell, et al., J. Mol.Bio., 110: 119-146(1977)
4)J. Locker, Anal. Biochem., 98:358-367(1977)
5)E. Shimomae and M. Salvato,Gene Anal. Tech., 6: 25-28(1989)

製品内容
AMV Reverse Transcriptase
Concentrate Reaction Buffer
500U×1本
1mL×1本


形状:
200mM KPO4(pH7.2)
2mM DTT
0.2% Triton® X-100
50% Glycerol

Concentrate Reaction Buffer組成:
250mM Tris-HCl (pH8.3)
500mM KCl
50mM MgCl2
20mM DTT

活性の定義:
poly(rA):oligo(dT)を鋳型/プライマーとして、37℃、10分に1nmoleのdTTPを酸不溶性沈殿物に取り込む酵素量を1Uとします。

純度:
20Uの本酵素と1μgの28S rRNAを37℃、1時間反応させてもrRNAの泳動パターンは変化しません。

起源:
Avian Myeloblastosis Virus

注意事項


*酵素溶液には、消防法危険物 第4類 引火性液体 第3石油類 水溶性液体に 該当するグリセロールが 50%含まれ ますが、引火点測定試験で危険物に 該当しないことを確認しております。
 

ワンポイントアドバイス

●保存について
本酵素は、長期保存の場合は-80℃保存をお勧めします。短期間であれば-20℃の保存も可能です。

※ 法規制について
毒: 毒物及び劇物取締法[医薬用外毒物]
国: 国民保護法[毒素]
劇: 毒物及び劇物取締法[医薬用外劇物]
組: カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による
危: 消防法[危険物]
   生物の多様性の確保に関する法律)
P: PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)[届け出義務物質]
申: ご購入時に申込書の提出が必要な製品
労: 労働安全衛生法[通知または表示義務物質]
なし: 上記法令や申込書の提出に該当しない製品

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