製品別FAQ
【Ligation high】
-
Q 溶解させたときに白い沈殿がでるのですが、問題はないですか?
-
A
沈殿は、安定化剤の一部が析出したもので、ライゲーションの効率には問題ありません。加温して溶かしたりせずそのままお使いください。
-
Q 凍結融解は何回ぐらいできますか?
-
A
50回までの凍結融解で効率が下がらないことを確かめております。
-
Q λファージのベクターにライゲーションした場合、パッケージング効率に影響はでないでしょうか?
-
A
Agilent Technologies社のλZAPIIベクターとGigapack III Goldパッケージングエキストラクトを用いて影響が出ないことを確かめております。
-
Q DNA溶液とLigation high溶液の比率は、どのくらいが良いですか?
-
A
1:0.5〜1:1でのご使用をお勧めいたします。
-
Q インサート断片/ベクターアームとのモル比は、どのくらいが良いですか?
-
A
1.0以上でのご使用をお勧めいたします。
-
Q リンカー/ベクターアームとのモル比は、どのくらいが良いですか?
-
A
100以上でのご使用をお勧めいたします。
-
Q 反応温度は、どのくらいが良いですか?
-
A
4℃~25℃で反応することが可能ですが、16℃で反応した場合、最も高いLigation効率が得られます。
-
Q ライゲーション反応後、サンプルはそのままエレクトロポレーションに使用できますか?
-
A
エタノール沈殿や精製用キットでの脱塩操作が必要になります。