実施例
KOD -Multi & Epi- 実施例2 NGSを用いた長鎖(10kb)ターゲットのマルチ増幅におけるバイアスの検証
10種類の10kbのターゲット(そのうち5種類のターゲットをGC含量70%の領域が300bp以上ある領域を含む)を6種類のPCR試薬にて増幅を行い、増幅の確認できた試薬のPCR産物を精製した後にCovaris®で断片化し、Truseq® nano LT kitを用いてライブラリーを調製し、Miseq®(illmina)を用いてシーケンス解析を行いました。最もリード数の多いターゲットを基準(1.0)としてそれぞれのリード数の比をプロットしました。
電気泳動の結果では、レーン3,5のB社の試薬においても良好な増幅を確認できましたが、NGS解析の結果、増幅に偏りが生じていることがわかりました。一方、KOD -Multi & Epi-®は10種類のターゲットにおいてはリード数の比が0.6~1.0の中にあることから、均質に増幅したことが分かりました。
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