製品別FAQ

【THUNDERBIRD qPCR Mix】

冷蔵で保存できますか?

4℃で保存することも可能です。3ヶ月程度では品質に問題が生じないことを確認しています。THUNDERBIRD® SYBR™ qPCR Mixには蛍光色素が含有されている為、保存の際には遮光して下さい。

凍結融解を繰り返しても大丈夫ですか?

10回程度の凍結融解では品質に全く問題が生じないことを確認しています。使用後は再凍結保存していただいても結構です。少量ずつ何度も使用する場合には、4℃で保存することも可能です。3ヶ月程度では品質に問題が生じないことを確認しています。

ROXを予め混ぜておくことはできますか?

可能です。混合後も同様に、遮光下で-20℃:1年間、2~8℃:3か月保存することができます。

THUNDERBIRD SYBR™ qPCR Mixを融かすと沈殿が出ました。

まれに沈殿が出ることがございます。転倒混和で完全に溶解したのちに使用してください。

逆転写反応液はどのくらいまで入れることができますか?

反応液量の10%を上限の目安としてください。ただし、リアルタイムPCRでの使用が考慮されていない一部の逆転写反応用試薬では、添加可能な量が10%より少なくなる場合があります。

当社リアルタイムPCR用cDNA合成キットReverTra Ace® qPCR RT Kit [Code No. FSQ-101]、ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix [Code No. FSQ-201]、ReverTra Ace® qPCR RT Master Mix with gDNA Remover [Code No. FSQ-301]は、リアルタイムPCRでの反応阻害を低減させる組成を採用しており、反応液量の20%まで添加が可能です。

プライマー、プローブの混合品を用いる場合、反応液はどのように調製すればいいですか?

反応液組成のうち、プライマー、プローブをその製品に置き換えて調製することになります。
20μL 反応系で、例えば、DNA溶液2μL、ROX reference dye 1×濃度が必要な機器を使用してqPCRを行う場合、以下のように調製します。
 

滅菌水 XμL
THUNDERBIRD Probe
qPCR Mix
10μL
Primer,Probe混合品 Y*μL
50×ROX reference dye 0.4μL
DNA溶液 2μL
合計液量 20μL

 

 

  
      * Primer,Probe混合品の取扱説明書において、
   20μL反応の時に用いる液量

 
 

どのような機器に使用できますか?

ブロックタイプの機器(Fast Modeにも対応)のほか、ガラスキャピラリーを用いる高速サイクラーにも対応しています。また、50×ROX reference dyeが別添付されているため、パッシブリファレンスを必要とする機器においても各機器に適したROX濃度でご使用になれます。

詳細は各社qPCR装置における50×ROXの添加量をご覧ください。

THUNDERBIRD® Probe® qPCR Mix の機種別プロトコールは、こちら
THUNDERBIRD® SYBR™ qPCR Mix> の機種別プロトコールは、こちら

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