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発現・相互作用解析のご質問【MultiReporter Assay System -Tripluc-】

MultiReporter Assay System -Tripluc -とはどのようなシステムですか?開 く閉じる

MultiReporter Assay System -Tripluc® -は、緑、橙、赤色発光ルシフェラーゼを用いたマルチ

リポーターアッセイシステムです。これらのルシフェラーゼはすべて共通した基質D-luciferin

(ホタルルシフェラーゼと同じ甲虫ルシフェリン)を利用しますので、発光を色分離測定することによって

2または3種類の転写活性を同時に測定することができます(多くの場合、そのうち1つは内部標準

として使用します)。

 

内部標準にはどのルシフェラーゼを用いたらよいのですか開 く閉じる

いずれの色のルシフェラーゼも内部標準としてご利用いただけますが、弊社ではSLGルシフェラーゼを

内部標準としてご利用いただくことをお勧めしております。
本システムではSLG、SLO、SLRの発光計測値を同レベルにしていただく方がより精度の高い計測が

可能となります。SLGは他のルシフェラーゼと比較して発光強度が強いため、内部標準としてのベクター

の添加量を低く抑えることができます。
なお、転写活性の低い遺伝子を使用される場合は、SLGを内部標準ではなく対象に使用する場合も

あります。

 

MultiReporter Assay System -Tripluc -の検出にホタルルシフェラーゼ用検出試薬は使用できますか?開 く閉じる

お勧めいたしかねます。
MultiReporter Assay System -Tripluc® -の3色のルシフェラーゼ(SLG、SLO、SLR)は、ホタルルシ

フェラーゼと同様にD-luciferinを基質としておりますが、発光反応の最適条件が異なります。3色の

発光を精度よく計測するためには3色のルシフェラーゼの発光キネティクスが安定していることが

必要です。3色のルシフェラーゼの同時測定に最適化され、本システムのパフォーマンスを最大限に

発揮できるTripluc® Luciferase Assay Reagent をご使用ください。

 

色分離測定はどのように行いますか?開 く閉じる

色分離測定は、分光フィルターを装着可能なルミノメーターやCCDカメラを用いることによって行います。

フィルターの取り付けや付け替えについては機器メーカーにお問い合わせください。
 

 

マルチウェル測定はできますか?開 く閉じる

Tripluc® Luciferase Assay Reagent は、シングルチューブ測定用として最大のパフォーマンスが得られるように設計されています。基質添加30秒後から数分間、3色のルシフェラーゼの発光が安定します。マルチウェル測定を行う際には、オートサンプラー機能を装着した測定機器を利用して、基質添加と測定のタイミングを制御して行うようにしてください。

 

pSLG-SV40 control、pSLG-HSVtk controlの違いを教えてください。開 く閉じる

pSLG-SV40 controlについては発現活性が高いため、トランスフェクション効率の低い細胞株を用いる

場合など、シグナルのレベルに問題がある場合に有用です。また、pSLG-HSVtkは発現活性が低い

一方、SV40プロモーターに比べ薬剤などの実験処理により変動する可能性が低く、より安定した内部

標準として有用です。

 

コントロールベクターの種類を教えてください。開 く閉じる

コントロールベクターとして、SLG、SLO、SLRについてSV40コントロールベクター(Code No. MRV-201,

202, 203)、SLGについてはHSVtkコントロールベクター(Code No. MRV-301)ご用意しております。

 

各ルシフェラーゼの特長は何ですか?開 く閉じる

特長を以下に示します。
 

   称号  λmax  由来  アミノ酸配列
緑色発光ルシフェラーゼ SLG 550nm イリオモテボタル 野生型
橙色発光ルシフェラーゼ SLO 580nm イリオモテボタル 変異型(T226N)
赤色発光ルシフェラーゼ SLR 630nm 鉄道虫 野生型

※λmaxは最大発光波長を示します。
※各ルシフェラーゼは哺乳類細胞で効率よく発現するように、コドンユーセージを最適化しています。