製品別FAQ

【Emerald Luc Reporter Assay System】

pELuc-testとpELuc(PEST)-testのベクターのマルチクローニングサイト(MCS)の上流にある二つのPolyA領域の役割は何でしょうか?

ルシフェラーゼベクターでは、プロモーターに依存しないバックグラウンドのシグナルが生じるケースがあります。このMCS上流にpolyAシグナルを配置することによってこのバックグラウンドとなる転写産物をブロックすると、バックグラウンドを低減できます。pELuc-testとpELuc(PEST)-testでは、タンデムな配列を組み込むことによって、より強力なストップシグナルとして配置しています。

24ウェル以下のプレート、もしくはディッシュでアッセイしたいのですが。

24ウェル以下のウェル数のプレートでアッセイする場合は、Emerald Luc Luciferase Assay Reagent Neo とあわせ、別途Emerald Luc Lysis Solution [Code No. ELA-201] をご使用ください。

96もしくは384プレートを用いてアッセイをしたいのですが

Emerald Luc Luciferase Assay Reagentを培地と等量加えて発光を検出します。マルチウェルプレートを用いて、細胞培養・検出を同じ容器で行うためには白色不透明プレートをご使用ください。

この試薬は、in vivoアッセイ(生細胞)に使えますか?

in vitroアッセイ用のEmerald Luc Luciferase Assay Reagent Neo [Code No. ELA-301] には細胞溶解成分が含まれるため、in vivoアッセイには使用できません。

in vivoアッセイには、細胞培養液にD-Luciferin を0.2〜1mMなるように加えることにより、細胞に浸透したD-luciferinでルシフェラーゼを検出できます。一般的に、in vitroアッセイでは、in vivoアッセイに比べ、高いシグナルが得られます。

pELuc-testとpELuc(PEST)-testのどちらベクターを選択したらよいですか?

pELuc-testに用いられるELucの方が細胞内での安定性が高いため、より高いシグナルを得られます。一方、サーカディアンリズム解析、短時間での発現の増減の解析など、より動的な発現変動解析を行う場合には、細胞内半減期の短いpELuc(PEST)-testのご使用をお勧めします。

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