(KOD FX) 実施例17~20


先生方からいただきましたKOD FXの使用例を掲載いたしております。実験にお役立てください。

 実施例1: マウスゲノムDNAを用いたPGK neo遺伝子の検出


【遺伝子名】PGK neo
【サンプル】Mouse genomic DNA 5~10ng
【ターゲット長】1.5kb
【プライマー条件】30mer, 0.4μM (final)
【サイクル】
 KOD FX: 
  94℃ 2min , (98℃ 10sec, 68℃ 90sec)x30
 A社Long PCR酵素:
  94℃ 2min, (94℃ 30sec, 60℃ 2min)x30, 72℃ 2min

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【データご提供】
東京大学大学院 医学系研究科 細胞分子薬理学教室 (飯野研究室)
金丸和典 先生
 

【先生からのコメント】
既存の製品では比較的困難な検出が、KOD FXでは明瞭に検出できて驚いた。さらに、非特異的増幅がKOD FXでは消失した。

 

 実施例2: Chick GAD67プロモーター領域のクローン化

 


【遺伝子名】Chick GAD67プロモーター領域
【サンプル】:Chick kidney genomic DNA 0.1μg
【ターゲット長】:6273bp
【プライマー条件】
  F primer:TCAGGTTGGTGTTCTCTCACTG 22mer
  R primer:TCAGCGCGGGTTGAAAGGAAGC 22mer
【サイクル】
  KOD FX: (98,10sec- 68,7min) x35 cycles
  KOD FX以外:推奨条件

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【データご提供】
 京都大学医学部神経生物学講座 (第一生理学教室)
  石井孝広 先生
 

【先生からのコメント】
  全く増えなかったのが増えた。
  クローン化後、配列が合っていることも確認した。

 

 実施例3: BMP-2遺伝子の増幅


【遺伝子名】Mouse BMP-2
【サンプル】Mouse genome BAC clone DNA 0.1μg
【ターゲット長】約2kb(GC-rich領域含む)
【プライマー条件】20mer、1μM(final)
【サイクル】
 KOD FX:
 (98℃,10sec-68℃,2min)×35cycles
 A社Long PCR酵素:
 (94℃,1min-60℃,30sec-72℃,2min)×35cycles

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【データご提供】
 鳥取大学医学部生命科学科分子生物学
 安永茉由 先生、佐藤建三 先生

【先生からのコメント】
 これまで何回も失敗していたPCRが一度でうまく行った。
 ちなみに、A社の酵素で増幅した約2kbのバンドは、シーケンスの結果、別の遺伝子だった。

 

 実施例4: c-mos遺伝子の増幅(変異導入のためのPCR)

 


【遺伝子名】プロトオンコジーンc-mos
【サンプル】Plasmid DNA 5ng
【ターゲット長】約4.5kb
【プライマー条件】32mer、0.2μM (final)
【サイクル】
 KOD FX:
 95℃,3min- (95℃,30sec-55℃,1min-72℃,4min)×20cycles- 72℃,7min
 A社高正確性酵素:推奨条件

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【データご提供】
 東京工業大学大学院生命理工学研究科 生命情報専攻
 立花和則 先生

【先生からのコメント】
 得られたコロニー数は、KOD FXの方が圧倒的に多かった。

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