Can Get Signal immunostain 実施例3
CD133免疫染色における従来法との比較検討

【データご提供】
北海道大学大学院医学研究科分子細胞病理学分野
野田頭未歩先生、笹井研先生


【結果・コメント】
20081009U2_2.jpg
 左から、従来法、Can Get Signal® immunostain Solution A使用時、Solution B使用時。

従来法では微弱なシグナルが、Can Get Signal® immunostain を使用することで増強された。
ただしSolution Aを用いた場合はバックグラウンドが高く、全体的に一様の染まりが見られたため、
観察には適さないと考えられる。今後は、Solution Bを用いて、抗体の希釈倍率を至適化することで、
よりよい染色条件を見出すことが出来ると考えられる。
 

【実験方法】
 (1)サンプルの由来:ヒト脳腫瘍(グリオブラストーマ)
 ※抗原タンパク質の発現誘導の有無 :なし

 (2)サンプル調製法:Paraffin Embedded Section

 (3)サンプル調製方法
 ホルマリン固定後、パラフィン包埋し、ミクロトームで厚さ約 1.5-2 μmに薄切、抗原賦活なし。

 (4)ブロッキング、内因性ペルオキシダーゼ活性阻止について、
 1. ブロッキング溶液名, 希釈倍率, 溶媒:Protein Block , Serum-Free
 2. インキュベート温度 :37℃
 3. インキュベート時間 :10分間
 4. 内因性ペルオキシダーゼ活性阻止:1% H2O2 過メタノールにて室温10分インキュベート

 (5)抗体について

 <1次抗体について>
 1. 抗体名:Rabbit polyclonal to CD133-Stem Cell Marker
 2. 希釈倍率 :1/35
 3. 希釈溶媒 :1% PBS / BSA or Solution A or SolutionB
 4. インキュベート温度:室温
 5. インキュベート時間:O/N

 <1次抗体の検出方法について>
 検出用キット(2次抗体を含む)を使用

 <2次抗体,検出用キットについて>
 1. メーカー名:Dako
 2. 商品名:Envision ( Dako ChemMate )
 3. インキュベート温度:室温
 4. インキュベート時間:30分間

 (6)発色方法・検出方法について 
 DAB ( Dako )