検便検体からノロウイルスを 1-step RT-PCR法で融解曲線解析により検出するキットです。

EvaGreen® 蛍光色素を用いたインターカレーションアッセイキット ノロウイルス検出キット -融解曲線解析-

価格表

品名 Code No. 包装 価格 保存温度 取扱説明書
データシート
SDS 法規制※1
ノロウイルス検出キット G1 FIK-201 100回用 ¥75,000 -20℃ 取扱説明書 SDS 該当無し
ノロウイルス検出キット G2 FIK-202 100回用 ¥75,000 -20℃ 取扱説明書 SDS 該当無し
ノロウイルス検出キット G1 & G2 FIK-203 100回用 ¥80,000 -20℃ 取扱説明書 SDS 該当無し

用途

●ノロウイルス遺伝子の検出
 

説明

ノロウイルス検出キットは、急性胃腸炎を引き起こす食中毒の原因として知られているノロウイルスを検便検体から1-step RT-PCR法で増幅し、EvaGreen®蛍光色素を用いる融解曲線解析により検出するキットです。弊社の高性能逆転写酵素ReverTra Ace®とrTaq DNA Polymeraseを組み合わせ、バッファーを最適化することによって高効率な1-step RT-PCRを実現しました。2-step RT-PCR法と同等の感度を保ちつつ、短時間(約2時間30分)で作業を終了できます。
 

特長

●核酸抽出精製不要

弊社独自技術で核酸抽出精製不要のPCRを実現しました。検便検体は反応阻害物質を分解する成分を含む専用の懸濁液に懸濁します。その後、遠心分離上清を専用の前処理液に加え、85℃1分間の加熱処理をするだけでRT-PCRに使用できます。
※特許出願中。

●従来法と同等の感度で検出可能

50コピー/テストまで検出可能です。1-step RT-PCRにおいても、従来法と同等の検出感度を実現しました。
 

●3種類のキットから選択

GⅠ、GⅡ、GⅠ/GⅡ同時検出の3タイプの製品をご用意しております。検査のご要望にあわせてお選びください。3タイプいずれも共通の作業手順です。また、温度サイクル条件も共通に設定されていることから、1台のPCR機器で同時に複数のタイプの検査が可能となり、さらに作業の効率化を行うことができます。GⅠ陽性のピークは75.5℃~78.5℃(下図水色領域)に、GⅡ陽性のピークは78.5℃~81.0℃(下図桃色領域)に現れます。
 

●簡便

1-step RT-PCR法を採用しているため、逆転写(RT)反応終了後にPCR試薬を混合する作業は不要です。
 

●迅速

タッチダウンサイクルの採用により、高い感度と特異性を維持しつつ、さらなる解析時間の短縮が可能になりました。
リアルタイムPCR装置に反応液をセットしてから約2時間30分で結果を確認することが可能であり、当日報告検査の受付時間を延長することができます。
 

●必要な試薬をすべて添付

本製品には解析に必要なすべての試薬が含まれています。融解曲線解析に使用するインターカレーション蛍光色素EvaGreen®もキットに含まれています。
 

実施例

1.検出限界コピー数の検討

1.検出限界コピー数の検討

ノロウイルス検出キットG1(Code No. FIK-201)、およびノロウイルス検出キットG2(Code No. FIK-202)を用いて、表示のコピー数のGⅠまたはGⅡRNAを前処理済み陰性糞便に添加したものをサンプルとして1-step RT-PCRを行った後、融解曲線解析により検出した結果を示します。いずれのタイプのRNAも50コピーまで検出可能でした。

【使用機器】Bio-Rad® MiniOpticonTM


 

2. GI・GII 共感染検体からの分離検出の検討

ノロウイルスの感染例において、まれにGⅠ・GⅡ両タイプが検出された例が報告されています。そこで本キットにおけるGⅠ・GⅡ共感染検体の検出について検討しました。GⅠ・GⅡのRNAを5,000:500、500:500、500:5,000となるように混合した前処理済み陰性糞便に添加した検体を用い、ノロウイルス検出キットG1(Code No.FIK-201)、ノロウイルス検出キットG2(Code No.FIK-202)、ノロウイルス検出キットG1/G2(Code No.FIK-203)を用いて検出を行いました。
その結果、GⅠおよびGⅡ単独検出キットを使用した検出例(下図G1キット、G2キット)では、RNAの量比に影響されず明確なピークシグナルが得られました。一方GⅠ、GⅡ同時検出キット(下図G1/G2キット)では、全てGⅠまたはGⅡのいずれかで陽性として検出できているものの、GⅠとGⅡの両方が陽性であるという判定はできませんでした。以上より遺伝子型の特定が必要な場合は、1. 単独検出キット(Code No.FIK-201、202)で検査する、2. 同時検出キット(Code No.FIK-203)で陽性と判定された検体を単独検出キットで型判定する方法で行ってください。なお、遺伝子型の特定が不要な場合は、同時検出キット(Code No.FIK-203)をご利用いただけます。
 

製品内容

【FIK-201】
懸濁液
前処理液
反応液
酵素液
プライマー液(G1)
EvaGreen® dye, 20X in water

【FIK-202】
懸濁液
前処理液
反応液
酵素液
プライマー液(G2)
EvaGreen® dye, 20X in water

【FIK-203】
懸濁液
前処理液
反応液
酵素液
プライマー液(G1/G2)
EvaGreen® dye, 20X in water


 


 

基本反応条件

反応液組成

反応液 30.0 μl
酵素液  5.0μl
プライマー液(G1) 5.0 μl
EvaGreen® dye, 20X in water 5.0 μl
前処理済糞便検体 5.0 μl
Total 50.0 μl


サイクルTM>

20℃, 5min.
50℃, 5min.

95℃, 5min.
94℃, 10sec.
58℃, 60sec. (5cycles)

94℃, 10sec.
56℃, 60sec. (10cycles)

94℃, 10sec.
54℃, 60sec. (15cycles)

94℃, 10sec.
52℃, 60sec. (20cycles)

95℃, 15sec.
65℃, 60sec. →90℃ 0.3℃/ステップ
 

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品名 Code No. 包装 価格 保存温度 取扱説明書
データシート
SDS 法規制※1
ノロウイルス検出キット G1 / G2 -プローブ検出- FIK-213 100回用 ¥90,000 -20℃ 取扱説明書 SDS 該当無し
※1 法規制について
: 毒物及び劇物取締法に基づく医薬用外毒物です。
: 毒物及び劇物取締法に基づく医薬用外劇物です。
: 消防法に基づく危険物です。
: 御購入時に申込書の提出が必要な製品です。
: 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」 (カルタヘナ法)に基づく組換え体または昆虫細胞組換え体で生産されたタンパク質です。
該当なし: 上記法令や申込書の提出に該当しない製品です。