Triplucシステム用リポーターベクター

MultiReporter Assay System -Tripluc®-ベクターシリーズ

TOYOBO

価格表

スタンダードタイプ プロモーター挿入用ベクター

品名 Code No. 包装 価格(税別) 保存温度 説明書
仕様書
SDS 法規制
pSLG-test
MRV-101 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申
pSLO-test
MRV-102 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申
pSLR-test
MRV-103 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申

スタンダードタイプ SV40コントロールベクター

品名 Code No. 包装 価格(税別) 保存温度 説明書
仕様書
SDS 法規制
pSLG-SV40 control
MRV-201 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申
pSLO-SV40 control
MRV-202 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申
pSLR-SV40 control
MRV-203 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申

スタンダードタイプ HSVtkコントロールベクター

品名 Code No. 包装 価格(税別) 保存温度 説明書
仕様書
SDS 法規制
pSLG-HSVtk control
MRV-301 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申

Short lifeタイプ プロモーター挿入用ベクター

品名 Code No. 包装 価格(税別) 保存温度 説明書
仕様書
SDS 法規制
pSLG(PEST)-test
MRV-501 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申
pSLO(PEST)-test
MRV-502 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申
pSLR(PEST)-test
MRV-503 20μg×1本 ¥35,000 -20℃ 申

用途

●レポーターアッセイ

説明

本製品は、(独)産業技術総合研究所・近江谷先生らのグループで開発された緑色(SLG)、橙色(SLO)、及び赤色(SLR)発光の3色のルシフェラーゼを用いたマルチレポーターアッセイシステムに対応する、被検配列挿入及びコントロール用のプラスミドシリーズです。用途によって、下記プラスミドから選択可能です。



※細胞内タンパク質半減期を短縮し、サーカディアンリズムや刺激応答など遺伝子発現の動的な解析に適したShort lifeタイプのベクターもございます。

実施例

1. 3色分離モデル実験

「MultiReporter Assay System -Tripluc-」の それぞれ緑・橙・赤色に発光さ
せるルシフェラーゼを発現するベクター3種(SLG、SLO、SLR)を混合し、HeLa S3細胞へトランスフェクションし、3色のルシフェラーゼの発光を分離計測しました。この際、SLGは内部標準として一定量加え、SLO、SLRの混合比を変えています。計測値をSLG値で標準化し、プロットしました。



これより、それぞれの色が定量的に計測されていることが分かります。
また、この様に1つのルシフェラーゼをコントロールとして、2つの調べたいプロモーターの動態を比較評価することもできます。同時に比較するため、データの信頼性が向上します。

実施例2 : タンパク質半減期の短縮の確認
実施例3 : 転写因子AP1、NFκB活性化の同時解析
実施例4 : パーキンエルマー社ARVOTMMXを用いた解析例
実施例5 : 定量性の検討

参考文献

<Upload掲載記事>
Upload vo. 79 (2005)
ホタルの発光で拓く、新しい生命科学・マルチ遺伝子発現Triplucへの道

<製品使用文献>
M. Ishida, et al.  Biochem. Biophys. Res. Commun. 368 : 292–297 (2008)
  https://doi.org/10.1016/j.bbrc.2008.01.053
S. Wakuri et al. Anal. Biochem. : 522, 18-29 (2017)
  https://doi.org/10.1016/j.ab.2017.01.015

製品内容

〈スタンダードタイプおよびShort lifeタイプの各ベクター〉
各ベクター 20μL
 

注意事項

本製品のご購入の際には、特許の関係上購入申込書が必要になります。
下のバナーをクリックして、お申込みいただきますようお願いいたします。


Tripluc 購入申込書

基本反応条件

備考

(塩基配列情報)
pSLG-test はこちら
pSLG-SV40 control はこちら
pSLG-HSVtk control はこちら
pSLO-test はこちら
pSLO-SV40 control はこちら
pSLR-test はこちら
pSLR-SV40 control はこちら

ワンポイントアドバイス

FAQはこちら
2,3色発光量算出方法はこちら

●使用するプラスミドについて
被検配列は、SLO、もしくはSLRベクターに挿入し、コントロールとしてSLGベクターを使用することをお勧めします。
被検配列のプロモーター活性が低い場合は、SLGに挿入し、コントロールとしてSLRベクターを用いることも可能です。
SV40コントロールベクターは発現活性が高いため、トランスフェクション効率が低い場合など、シグナルレベルに問題がある場合に特に有効です。
HSVtkコントロールベクターは発現活性が低い一方、SV40プロモーターに比べ、薬剤などの実験処理により変動する可能性が低く、より安定した内部標準として有効です。

FAQはこちら →

※ 法規制について
毒: 毒物及び劇物取締法[医薬用外毒物]
国: 国民保護法[毒素]
劇: 毒物及び劇物取締法[医薬用外劇物]
組: カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による
危: 消防法[危険物]
   生物の多様性の確保に関する法律)
P: PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)[届け出義務物質]
申: ご購入時に申込書の提出が必要な製品
労: 労働安全衛生法[通知または表示義務物質]
なし: 上記法令や申込書の提出に該当しない製品

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